小林麻央さん等の乳ガン患者にお洒落なブラジャーを届けたいYさんにSEOを教えた話

公開日:2014年10月12日 ⇒最終更新日:2016年12月3日

DeNAにiemoを売却した村田マリ氏の思考と著作権法のゲシュタルト崩壊について。

このエントリーをはてなブックマークに追加

dena stock DeNAにiemoを売却した村田マリ氏の思考と著作権法のゲシュタルト崩壊について。

icon arrow1 r DeNAにiemoを売却した村田マリ氏の思考と著作権法のゲシュタルト崩壊について。DeNAの最新株価と炎上問題の神記事まとめを見てみる
 

2016年11月29日追記

842708924 f16f5292b8 m DeNAにiemoを売却した村田マリ氏の思考と著作権法のゲシュタルト崩壊について。Photo credited by Rob Boudon (著作権フリー画像素材です)

 

ネット上の法的グレーな側面はもはや公的な黙認に突入しつつある。

 

今回の記事はNEWS PICKS.comの
『私が、DeNAに「iemo」を売った理由』に対する批評です。

バイラルメディアについて

ネット上にある他人の著作物(文章・画像・動画)を
“キュレーション”(という名の収集作業)して、
パッチワークのように切り貼りし、独自の世界観を届ける

という趣旨の「バイラルメディア」。

 

草分けはネイバーまとめとも言われていますが、
2014年に入ってから多くのバイラルメディアが乱立し始めました。
著作権やモラルの議論が紛糾したり、
一方では「ウチはその他のバイラルメディアとは違う」と卑下し合う風潮が出るなど
社会的にも法的にも経済的にも話題が尽きません。

 

批評スタート!

DeNAが2つのバイラルメディアを50億ほどで買収し、
その内の1つ、「iemo」を売却した起業家・村田マリ氏が
「パクリメディア」とも批判される同メディアの法的な問題に一切触れないまま
「社会にインパクトを」と語る様子にむしろインパクトを感じる。

 

「引用」は元来新聞やTVニュースのように「報道・批評」のためなら
無断で他人の著作物を「利用」することを認めていたが、
「批評」の概念が今のネットインフラにおいては抽象的すぎるゆえに
NAVERを始めバイラルメディアが殺到した。

 

モラル論を唱えるクリエーターたちと、
UI・UX論を唱えるキュレーターたちの議論は
段々と後者が優勢になっているのは火を見るより明らか。

優勢・劣勢を分かつのは、やはりユーザーの顔色だ。

 

そもそもあらゆるネットインフラはユーザーのためにあるわけで、
観客無しでの劇場が破綻するのと同じように
観客動員数で勢力図が変わるのは自然な論理。

 

もちろん、キュレーターに社会的な地位を容認してしまうことは
クリエーターの創作意欲を自ずと下げる行為と同じであると
深く認識しているユーザーは皆無に等しい。

 

著作権法第32条にある「公正な慣行に合致するもの」という一文が、
新しく生まれて日本社会に定着した慣行も含むのかどうか。

 

もし含まれるなら、

「キュレーションは日本の文化」

と法的に認定されるのも時間の問題であり、

・引用元の明記
・画像はイメージリンク表示(著作者のサーバー経由での表示)
・rel=”no follow”タグを付けない
・1つの素材が全体に占める割合の中で突出しない
・異言語なら勝手に翻訳しない
・「利用」のために複製したコンテンツは引用の目的以外に使わない

 

これらを満たせばバイラルメディア運営もパクリメディアなどと比喩されず、

「ユーザーに求められ、愛される、公正な慣行」

として認められる可能性を示唆している。

 

村田氏はバイラルメディアの戦争は激化し、
他社のキュレーションサービスのように「背骨」の無いものは淘汰される一方で、
iemoは(単なるパクリコンテンツとは違い)成長を続けるのだと主張している。

 

しかしこれは、

『結局、価値がユーザーに認められるためには汗水を流す必要があるのであって、
キュレーション作業の汗水を「社会的な価値」として認めて欲しい』

と切実な思いで訴えたいようにも感じた。

 

ちなみに、そのトピックの中で間接的に

「アフィリエイトサイトには社会的な意義が無い」

と大っぴらに語っていたのは無知の周知のためか偏見愛好者だからなのか、
真意はナゾのままだが、東証一部上場企業の役員に就こうとする人間にしては
あまりにお粗末な失言だったと思う。

 

もちろん、newspicks編集者による記録ミスの可能性もありえるし、
若さゆえの突発的な失言(注:78年生まれ)にいちいち目くじらも立てていられないので
この発言だけで村田氏の人格を否定するつもりはない。

 

村田氏はiemoを通じて、ユーザーの検索ライフスタイルが
大きく変革したことに生きがいを感じていたのだと思うし、
iemoで一貫させた編集の魂によって直帰率の低下、ロイヤリティの向上といった
データ解析にも胸躍る1年だったのだと思う。

 

創業者の勢いや社会的野心、泥臭いデータの解析・蓄積によって
ユーザーが大量に取り込まれていけば、
法律の性質がいつの間にか「今の時代に沿うように」と右ならえしてしまうことも
あるのかも知れないと感じた瞬間だった。

 

今回の記事は以上です!

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

 

PS.

dena mari horiemon DeNAにiemoを売却した村田マリ氏の思考と著作権法のゲシュタルト崩壊について。

ホリエモンがコメントしていますね。
個人的にホリエモンは公式チャンネルのYouTube動画も見まくるほど好きです。

 

確かなウェブスキルとコンテンツ力の上で成り立つライブドアによって
社会にインパクトを与えた同氏が、
他人の著作物の無断利用によって成り立つモデル創業者のコラムに関心を寄せているのは何だか感慨深いですね。

 
dena stock DeNAにiemoを売却した村田マリ氏の思考と著作権法のゲシュタルト崩壊について。

icon arrow1 r DeNAにiemoを売却した村田マリ氏の思考と著作権法のゲシュタルト崩壊について。DeNAの最新株価と炎上問題の神記事まとめを見てみる

乳ガン患者にお洒落なブラジャーを届けたいYさんにSEOを教えた話

競合しないアフィリエイトがあります。

コメントを残す