もう1通記事を書きたいので、サクッと前回予告していた
さぼてんさんの中古ドメインの話をして行きましょう。
パッと読むための見出し
中古ドメインについて基礎説明
中古ドメインとは
誰かが以前に取得して運営していたけれど、
何らかの理由で手放してしまっていて
今は誰でも取得できるドメインのことをさします。
中古ドメインのメリットとは、
前に運営されていたサイトのパワーがドメインに残っているので、
%%Name-email%%さんが取得して新たに自分のサイト運営を始めると
普通にサイト運営するよりも早く成長させられることにあります。
たくさん被リンクが付いている状態なことが多いので、
SEO対策を考えなくても初めからSEO対策済みなので
頭を使わなくて良い、という利便性もあります。
中古ドメイン×ペラサイトの手法とは?
さぼてんさんはこうした中古ドメインを活用して、
【ひたすら商品名をタイトルにしたペラサイトを量産する】
という戦略を立てています。
※正確にはAMCというアフィリエイト塾のノウハウだそうです。
商品名で量産というのは、カンタンに説明すると以下のような感じです。
「にんにく卵黄 やずやの評判は?」というサイトを作る(1ページのみ)。
「にんにく卵黄 やずやの効果はある?」というサイトを作る(1ページのみ)。
「にんにく卵黄 やずやの口コミは良い?」というサイトを作る(1ページのみ)。
これら3サイトは同じ商品「にんにく卵黄」を扱っていますが、
違うのは商品名と組み合わせたキーワード(=複合キーワード)です。
「やずや 評判」「やずや 効果」「やずや 口コミ」などですね。
仮に「やずや 評判」の検索結果にはライバルがひしめいたとしても、
「やずや 効果」の検索結果にはあまりライバルがいないかも知れません。
あるいは、ライバルはいるけど実際に作ってみたら
自分の方が上位表示されるかもしれません。
となると、片っ端から検索キーワードを潰す勢いで
様々な複合キーワードでサイトを作っていくと、
ライティングやデザインがあまり上手でなくともアクセスを集められ、
「たまに売れるサイト」がポツポツと出てきて積み重なって
大きな報酬に繋がるということです。
ただ、この戦略だとドメイン代が凄まじいことになりますが、
「abc.com」という1つのドメインに
「abc.com/yazuya-hyoban」というディレクトリを作って
サイトデータをアップロードすれば、
1つのドメイン代だけで2つのサイトができるので、
同じ商品名でいくつかペラサイトを作る時はこのようにして節約ができます。
それでもさぼてんさんは3年前に月収100万円を突破された時点で
300ドメイン以上、700サイト以上製作されています(ブログ参照)ので、
ある程度の投資意識を持っていないと話にならないと言えます。
まぁ、アフィリエイトレベルの投資ができないと
どのビジネスでも門前払いになると思いますが。。。
私も実際に取り組んでみたところ、
中古ドメインは初めからSEO対策がある程度されている状態なので、
割とマイナーな商品だと商品名だけで1ページ目に食い込めました。
つまり、「評判」とか「口コミ」とかのキーワードまで
ユーザーに検索させる必要がなくなるので、
アクセスをさらに集めやすくなり、さらに稼ぎやすくなるということです。
実際、商品名で上位表示されているだけで
売れてるサイトも私は持っています。
私は同じ商品のペラを作ることはあまりせず、
普通に記事を追加するようにしていますが、
ある複合キーワードから流入してきたユーザーが、
同じ商品に関する他の記事も見て購入に至ったこともあるので、
商品名+複合キーワードを中古ドメインで攻めるのは非常に有効だと思います。
で、実際、いまの検索結果を見ていると、
商品名+複合キーワードのサイトはどれもこれも中古ドメインばかりです。
さぼてんさんは中古ドメイン同士をクロスリンクしていたとのことなので、
初めからSEO対策がある程度されている中古ドメインに
さらにSEO対策をしていくことになります。
ドメインが増えれば増えるほど
それぞれのサイトの被リンクパワーも強くなって
検索順位も上がりやすくなるということですね。
※さぼてんさんはGoogleから何度かペナルティをもらっているようですが、
あまり壊滅的な被害は出てきたことがないようです。
ここでは割愛して別の記事にしますが、
仮にペナルティを受けても301リダイレクトという施策で
同じサイトデータを別のドメインに移し、
移転先のドメインにまたSEOをかけることで再び同じように稼ぐことができます。
ペナルティは案外怖くない、ということなんですよね。
特にペラサイトなら狙っているSEOのレベルも弱いことが多いので、
大型サイトよりも上げやすく、その意味でも
ペラサイトはリスク分散に優れていると言えます。
実際にさぼてんさんの手法を試してみて感じた2つのデメリットとは?
さぼてんさんがブログ上で公開されていた情報をもとに
実際に私もやっていき、初成果が出たところで
少しこの手法を振り返っていました(結構前の話ですが)。
1.中古ドメインを探せる人は少ない?
2.複合キーワードの発想力が試される
3.商品選定で差が出る
まず1番についてですが、
中古ドメインというのは例えば
ムームードメインなどドメイン会社から探せるものではありません。
「ラビエル」のような中古ドメインを探すことができるツールを使って
広大なインターネットの世界からリンク切れのドメインをツールが探し出し、
私たち人間の目で今までのサイト運営暦などを確認していきます。
※中古ドメインの精査方法については別記事で紹介予定です。
しかしこのラビエルはすでに販売停止しており、
中古ドメインだけを販売している「ラッコさん」というところで買おうとすると
1つのドメインだけで数千円、高いと15万円なんていうものまで出てきて、
とても今困窮している人には耐え難い出費だと思います。
私は販売停止前にラビエルをゲットできたので良いですが、
これから始める人にもっと良いサービスが出てこないものかと悩んでいました。
2015年10月追記:
※中古ドメインを無料で探せるサービスが登場しました!
ついおととい見つけたのですが、
こちらのサイトです⇒中古ドメイン検索.net
2016年9月20日追記:
先ほどご紹介した中古ドメイン検索.net、
実際に数十個取得してみましたが、約半数のドメインがキャッシュされません(泣)
実際に使った感想や評判・評価があまりネットにないと思いますが、
外れが50%くらいの気持ちで使わないと嫌になると思います。
中古ドメインの選定方法は私もまだ研究中の身なので
大それたことは言えませんが、
1.元アフィリサイトは使わない
2.今も被リンク・バックリンクの残存するものを使う
3.運営暦がアダルトサイトだとか海外サイトだとかは関係ない
4.ただしファッション系のスパムサイトとウイルスバスターが判断したらヤバイかも
といったところです。
元アダルトサイトでも全然使えるものもあるので、そこは偏見無しですね。
元アフィリサイトだと、ペナったから破棄された可能性が高いですw(私もペナを理由に捨ててきましたし)
被リンクが残ってないと、まぁ信ぴょう性かけるし、実際GRCの推移見ても
単なる商標ペラでも放っとくだけでジワジワ上げてくものは
残存リンク多いものが多いですね、やっぱり。
またこれは詳しく記事にしたいと思いますが、今のところの中古ドメイン選定方法は上記な感じです。ご参考までに。
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2.複合キーワードの発想力が試される
次に2番についてですが、
いくら中古ドメインといえど、
ライバルも同じく中古ドメインを使って複合キーワードを攻めているのだとしたら、
ライバルよりも強いSEO対策を施すか、
ライバルの狙っていない複合キーワードを探すしかありません。
私はよくこちらのサイトで複合キーワードをザーッと見ていきますが、
「〇〇+効果」「〇〇+口コミ」などはあまりに定番すぎるキーワードなので、
ライバルがいないことはほぼありえません。
しかし、「〇〇 3本目」というような、
関連キーワードを探すツールにも出てこない、
アクセス解析で初めて分かるような
ユーザーの生のキーワードを沢山知っていると、
ライバルの知らない所で購買意欲の高いアクセスを集めることができ、
「たまに売れるサイト」を増やすスピードを劇的に上げることができます。
この複合キーワードを考える力は、
たくさん記事を書いてサイトを作って
アクセス解析からお宝キーワードを見つけたり、
1つのキーワードから想像力を働かせて他のキーワードを考える練習を繰り返して
ようやく少しずつ体得することができます。
まぁ、初めから得意な人もいますが…(そういう人は当然すぐ伸びますが少数です)
ペラサイトに量産が必要なのは、
単に報酬を上積みさせるためだけでなく、
この複合キーワードの感覚を磨く数稽古の意味合いもあるということです。
3.商品選定で差が出る
最後に3番ですが、
知名度は小さいのに売れ行きは悪くない商品というものが存在します。
当然中古ドメインで攻めたらあっさり
商品名単体で上位に食い込むことができ、
初月から利益を出してくれるサイトが出てきます。
というか、出ました。笑
ライバルが弱い割に売れる商品のことが分かっていれば、
これほど楽なこともありませんので、
さぼてんさんはASPから届くメールをマメにチェックしたり
ASPの担当さんに直接聞いたりして、
マイナーだけどそこそこ売れる商品のサイトをたくさん作っていったそうです。
ここは感覚というよりもASPといかに密接に付き合っていけるかなので、
先ほどの複合キーワードの感覚を磨くことよりも
時には重要となってくるかもしれません。
もちろん、本質的な実力としては
複合キーワードの発想力を磨くことの方が当然良いわけですが、
まだ活気の出ていない商品市場を広げることもアフィリエイターの役割ですし、
ASPとの付き合いを濃くすると特別単価情報など様々な意味で有利に働くので、
商品選定に一番精力を注ぐというのは決して逃げの選択肢ではないと思います。
逆に、ASPからのメールは全て未読またはゴミ箱行きにしていて、
自分の感覚やリサーチだけで商品選定を行おうとすると、
マイナーでしかも売れない商品を選んでしまうか、
メジャーで売れるけどライバル軍団がひしめく商品を選んでしまいやすいと思います。
ここは考え方が分かれるところではありますが、
ハードルが低いのは明らかにマイナーだけど売れる商品を教えてもらうことなので、
あなたがイマイチどの商品を選べば良いか悩んでいる場合は、
ASPに正直に今の報酬レベルを伝えて、
「こんな自分でも売りやすいニッチな商品はありますか?」
と聞くのも手だと思います。
対人の作業になるので、
ここは性格によって結果に差が出てくるでしょうね。
あとがき
以上が、さぼてんさんが公開している手法を
わたしが実際に取り組んでみて感じたメリットとデメリットです。
※デメリットの1番目は先ほどの無料のサービスで解決されますね、恐らく。
で、私はさぼてんさんの手法とやすべぇさんの手法を組み合わせつつ、
今まで成約を取ってきたキーワードのストックをもとに、
自分なりにアレンジした手法でどんどんサイトを作っています。
地味に商品名に頼らないペラサイトを作っていたりもします。
こちらはまだまだ改良したいところがあるので、
シェアはチームHKの在籍者限定になります。
外資系企業の営業マン
某サイトアフィリ教材の作者の内の1人も仰っていましたが、
アフィリエイトには「1000の壁」というものがあると思います。
1サイト1000記事でも、ペラサイト1000個でも良いから、
1000という量をこなすと、嫌でも物事が見えてくるし、
嫌でも当たりが出てくるし、嫌でも修正箇所が見つかるし、というものです。
外資系企業の営業マンが
死に物狂いで毎日契約を取ってくるように、
アフィリエイターも必死にサイトを作り、
ユーザーの生活像や悩みを妄想し、ひたすら数をこなしていくべきだと思います。
10サイト作ったけどまだ、、、とか、
100記事書いたけど売れない、、、センスないのかな、とか、
それはアフィリエイトで求められる作業量に遠く及ばないだけであって、
もっとやれば行けるものです。
今までの一連の記事※で割と
私なりに分析して実践して考察してきた手法を公開していますから、
今すぐ試せる人は、ぜひどこかのポイントを取り入れて
数をこなしていってほしいです。
あなたが数をこなして成長するように
私もまだまだ数をこなして気付いたことをまた情報発信してきます。
それでは、手短にするつもりでしたが、長くなりましたので、
今日はこの辺で。
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